BeauTiFuL PL@net.製作日記
 ここでは、メンバーにより書かれた、BeauTiFuL PL@net.撮影の記録のページです。
 BeauTiFuL PL@net.は1999年9月5日より10月17日まで撮影が行われました。
 データは以下の通り
出演水嶋 圭太郎中村 麻里子平塚 勝
カメラ杉谷 健一郎椎木 茂雄
音楽ウチヤマ
監督・脚本嶋崎雅哉
 Digi-Eight1999年製作

宇宙の彼方から - 99/09/09 01:11:36

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MATRIX1999年9月5日 地球西暦2199年9月5日 宇宙西暦3121年21月65日

  この日地球ではDigi-Eightからの通信があり、なんでも 我々をテーマに何やら「撮影」というものを行うらしい
この知らせは「Beautiful PL@net message」ハンドルHIROより届いた
人間というものは想像が大変好きらしい、困ったものだ
我ら宇宙に住む人間のことを想像し、何でも映像に納めたがる
それに何でもかんでも「Hollywood」と呼ばれるところで撮る映像は
ET etc以外全部地球を破壊する生物だと捉えられている
いい迷惑だ!しかしこの「Digi-eight ▲ Beautiful PL@net」では
我らと交信したいと願う若者たちをテーマにラブストーリーが展開される
内容になっている
どんなものになるのか楽しみにしておこう
この日はテスト撮影であり、また同じシーンを撮ることになるのだろう
まず最初に行われたのはハンドルHIROが落ち込んでいるシーン
宇宙からモニタを見ていたのだがビックリした
で、、、でかすぎる、、、。こんなに地球人というものはでかいのか!
せめてカメラの中では小さくなってくれ、、、たのむ人間よ、、、
またそれに地球人というのは落ち込むとこんなにもだらだらとするものなのか!
HIHIRO、、はやく立ち直ってくれ、、。と配信したのだが届いているのだろうか
で、気がつくと部屋には2人しか残っていない。どうしたのかと思うと
他のメンバーはご飯に行ったようだ、、人間はとてもお腹がすく動物だ
仕方がない、、我々もご飯にしよう、、しかしここには「酒」しかない
これで我慢しよう、、
食後は何かへんてこなものに乗っての「撮影」らしい
これに乗るのはハンドルYUCCAであった、こんなものに乗れるのだろうか
しかし難無くYUCCAは乗った、地球人は簡単に乗れるらしい
カメラは台車というものに乗って移動撮影をしている
カメラのぶれ防止に「ステディ」と呼ばれるものをつけ「撮影」を続ける
台車を押しているのは結構大変そうだ、しかし「撮影」の為、頑張っている
そして夕刻近くになり「Digi-Eight集団」は移動を始めた
城北公園へと向かう、ここではラストシーンの撮影テストを行うらしい
HIROとYUCCAが空を見つめている、もしかすると我々を見るかもしれない
なんて感動する話なのだろう、、
我々と通信しながら空を見つめ我々を探し、この先2人には何が見えるのだろう、、
クランクインしたばっかりだがクランクアップが楽しみだ
ここでのテストはいいものが撮れたらしい、「監督」をやっている嶋崎氏に満悦の 笑みがこぼれる。
夕日に染まった顔がなんとも男前である
これを最終に今日の「撮影」は終了された
ご苦労である、このテストが本番でいかされるのを願っている
帰路ではやはり疲れは隠しきれぬ様子であったが来週からの本番にむけて
頑張ろうという声が聞こえる
そしてラッシュを見、「お疲れ様でした」という声が鳴り響く
このあとはいつものお楽しみタイムとなるのであった

さて、この日の「撮影」のメンバーを紹介しておこう
監督・総指揮  Shimazaki
助監督     Shinndou
カメラ     Shiinoki
HIRO     Mizushima
YUCCA    Nakamura
Sugitani・Uchiyama・Tada・Kaname・Hirata・Kita・Mina以上
次週は本当のクランクアップだ、地球人よ、、頑張れ、、

宇宙言語訳:地球人
        

MINA - 99/09/16 01:42:37
電子メールアドレス:mina@dynalink.co.jp

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9月12日(日)天候:晴れ

今日行われる撮影は先日テスト撮影を行ったハンドルYUCCAが自転車に乗っているシーンと
OFF会後のシーン、この2カットの撮影である。
午前9時30分、嶋崎家にメンバーが集まり、10時の撮影開始へと準備を始める。
まずは、YUCCAの自転車のシーンである。
以前、テスト撮影を行ったはカメラマンが台車に乗り自転車の前をずっと後ろ向きで
撮るといったやり方で撮影したが、監督はこのシーンのラッシュを見たときに「これでは駄目だ、 もっと何か良い方法を考えなくては、、」と呟いていたのを私は覚えている。
で、今回は車に乗りバックドアを開けたままカメラマンは後ろを向きYUCCAの自転車を前から
撮ることにした。カメラマンは車の振動に耐えながら必死でYUCCAを追う。
残るメンバーはまわりの車に注意し車が近づけば撮影車にトランシーバーで知らせながら
撮影を見守っている。こういう作業はメンバーが全員が協力しなければうまくいかない。
「撮影」にはメンバーの集まり状況とチームワークがとても重要となる。
このシーンは見事これで無事終了。この暑い中みんなご苦労様でした
で、この次に行われる撮影はOFF会後のシーン。
このシーンは梅田のハービス大阪の地下での撮影となる。
ここはクーラーもきいていて涼しいだろうと思われたが現実はそう甘くないのであった。
午後3時から撮影は行われた。このシーンはOFF会の帰りということもあって、出演者は6人で行われた。
この日集まったメンバーは9人。残り3人だがその内一人はここで帰ることになった。
<余談>暑い中ご苦労様でした。また、来て下さいね!以前書かれたというシナリオ見せて下さいね。</余談>
で、合計8人で撮影開始となる。この日急遽カメラを持った人物、、、この制作日記を書いている者と前回Free wayで
マイクを担当していた者、この2名がカメラを握った。私からの感想であるが、初めてカメラを握った感触はとても重く、やはり
撮影の中心となるカメラには監督からの期待、メンバーからの期待を背負っていることがわかった。
そして今回は手持ちではなくステディを使って出演者を追うという初心者にしては難しい撮影だったように思えるが
やって見てカメラワークの難しさ、被写体とカメラとの関係がとても重要だと私は感じた。
今後「監督」という役割を果たすのであれば「カメラ」という一つの役割を経験しておいた方が良いと
今作品「Beautifl PL@net」の監督は言っていた。本当にその通りであると私は実感したのであった。
このシーンは出演者6人のうち4人がセリフを言う事になっている。
撮影当日にジャンケンで各セリフの担当決めが行われた。
各出演者は自分の与えられたセリフを梅田まで来る電車の中で必死に覚えたのである。
さて、本番となり撮影は開始されたがNG続出となり、しかしこのことでみんなの緊張感がさらに高ぶり
結果的にはこのNGは良かったのではないか?と私は思う。
簡単に終了した方が良いのだが、NGというものは緊張感が高まってるからこそ生まれるものであると私は思う。
緊張すればするほどうまく話せなくなったり、ぎこちなくなったりする。しかしそれは良いことだ。
やる気がなくて失敗するのではなく、やる気があるからこそのNGは大いに結構だと思う。
フィルム・バッテリーを考えると少々痛いのだが、、そんなこともちょっと気にしながらここでの撮影は終了。
この時点で時間は5時前になっていた。その後、同じシーンを別の場所で撮りたいという監督の意志で
四つ橋線西梅田駅周辺のHILTON大阪の前で行われた。このシーンは1発OK。
無事この日の撮影は終了である。よくこの暑さの中みんな頑張ってくれました。お疲れ様でした。
帰りの電車の中では「お腹がすいた〜」という声がメンバー全員ではないが聞こえてくる。
メンバーは疲れを隠しながら集合場所嶋崎家へと向かう。そしていつものごとくラッシュを見て
来週の撮影の打ち合わせをし、メンバー全員帰路へ着くこととなる。皆さんお疲れ様でした。

今週の撮影メンバー
監督:Shimazaki
カメラ:Uchiyama・Watanabe
Nakamura・Mizushima・Hirata・Tada・Sugitani・hashimoto・shiinoki



KTR - 99/09/20 14:22:10
ホームページアドレス:http://www.simcommunity.com/sc/digi8/ktrmsm/
電子メールアドレス:keitaro@aoisys.com

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1999年9月18日(日)晴れ時々曇り
「Beautiful PL@net 鶴見緑地公園にて主人公とヒロインの会話を撮影」

やあ、皆んな!今回は、不思議なラブストーリ Beautiful PL@net 3回目の撮影だ!
僕は、主人公の高梨弘樹。UFOとコンタクトが取れるフリーソフトをつくってるんだぜ。
今日は僕の恋人YUCCAさんとデートなんだ。清楚でおしとやかで、僕よりも宇宙意思に関してはレベルが高いんだ。
今日も、色々お話するんだけど、YUCCAさんの目を見て話せなくて、いつもどきどきしてる。
やっぱり僕にとって彼女が総てさ、だって僕を全能の世界へ、いとも簡単に導いてくれるんだから。

今回の撮影はまず、僕のマドンナYUCCAさんが自転車に乗って、愛しい僕との待ち合わせ場所に向かってくるシーン。
ん〜最高!
ここで、前作”FreeWay”で使用した超ハイテクカメラ装置”DPCS”に続く、新兵器”BSVCS”(バイスクル・サイド・ビュー・カメラ・システム)の登場だ!
この装置は、平行に動く物を追跡してスムーズかつ大胆に映像として記録する、まさに21世紀のカメラシステムですね。しかもオペレータは一人と言う、労働者泣かせの際物システム!
清楚でおしとやかで可愛いYUCCAさんのいきいきと姿が、写しこまれ1発OK!
さすがDIGIーEIGHT、成れた物っす。
そして、YUCCAさんと待ち合わせ出来た僕は、並木の下を歩きながら、色々話すんだけど、これが長い! Digi−Eight始まって以来の、長いセリフじゃないだろうか?
でも清楚でおしとやかで可愛いくてしっかり者のYUCCAさんとなら、何でも出来ちゃうんだな、これが。
ここでも、前作”FreeWay”で使用された、名物ドリー装置を使用して、移動しながらの撮影。
移動しながら、足下から全体の画をパン、そして長セリフ。監督が納得行くまで繰り返し。
妥協しない、監督の目は光り輝き、背中からはオーラが...ん〜まぶしすぎるぜ!YUCCAさん!
そして、池の畔で落ち着き、さらに長くてややこしい話を、数パターンで1カット撮影。
さすがの僕もとちりまくり。
でも清楚でおしとやかで可愛いくてしっかり者で太陽の様に明るくて花のように美しくて、満天の星々が輝く星空の様に神秘的で謎を秘めた瞳の、YUCCAさん前でなら、どもっても当然かな?
そして、今回の撮影は終了。午後4時でYUCCAさんとお別れ何てひどいよ!撮影早すぎるよ!散々だよ!Digi−Eightさん。
段取り良すぎるんじゃ無いか?
まあ良いや、来週も愛しのYUCCAさんと会えるんだから(がまんがまん)
でも、次回は男友達を連れてくるなんて言ってたな。どういう関係なんだろう...でも僕はYUCCAさんを信じてるからね...(おのろけ三昧)


MINA - 99/09/30 01:28:15
電子メールアドレス:mina@dynalink.co.jp

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1999年9月26日(日)晴れのちくもり

「BeaTiFuL PL@net」

「HIRO・YUCCA・HIROの恋敵三浦の3人での会話のシーン」&「ラストシーン」の撮影。

嶋崎宅に全員が到着したのは午前11時。そこからセリフの打ち合わせ、読み合わせを
行い、午後2時に撮影場所へと向かう。

−「HIRO・YUCCA・HIROの恋敵三浦の3人での会話のシーン」−
このシーンの撮影は嶋崎宅のすぐそばのファミレスで行った。
HIROの恋敵は前回作「Free Way」の悪役Aを演じた平塚氏。
「Free way」での演技は拍手もので見事に悪役Aを演じた。
今回の演技もかなり期待がかかる。
この日の撮影はファミレスをいうことでまわりの人たちにも気を使い、
座る席にも気を使いながら撮影を行った。
しかしファミレスということもあってまわりがとてもうるさい。
セリフを言っているけれども殆ど聞こえない。
やはり人の多いところでの撮影は音の面で苦労する。
はじめからそのシーンはアフレコでと考えるのが妥当かもなのかもしれないと思った。
できるだけ背後も写さないようにと努力はするがやはり少しは映ってしまう。
背後を気にせず撮ってしまうとそっちの方がメインとなってしまうおそれがある。
これは重大である。
で、いろいろ気にしながらも撮影は続行される。
角度、視点を変え何度か同じシーンを撮影する。
HIROの恋敵の三浦のセリフはとても長いセリフで記憶するのに大変だっただろうと思うが、
平塚氏は何度かNGは出したものの、演技は本当に拍手ものだ。素晴らしい!
恋敵だけあって何とも嫌な雰囲気を見事演じきっている。セリフは雑音で聞こえなくても、
表情で伝わってくる。何度も同じ顔をし、同じセリフをしゃべり苦労はしたけれど、
難無くこなしているように思える。監督の表情は何とも明るい表情だ。
満足げにOKサインを出している。

−「HIRO・YUCCA・三浦の3人がファミレスへ入る前のシーン」−
この撮りは難無く無事あっという間に撮り終わってしまった。実に良いことだ!!

−「BeaTiFuL PL@net のラストシーンの撮影」−
このシーンは嶋崎宅からわりとすぐそばの城北公園での撮影。
みんな機材を車に詰め込み城北公園へ向かう。
この時点での時間は5時前。早くしないと日が沈んでしまう時間が迫ってきた。
やはり恋愛映画だけあってラストはきれいなシーンで終わらせたいという監督の希望。
夕焼けのきれいな時間、場所に配慮し撮影を行う。
HIROとYUCCAが橋を2人で歩くシーン。
橋の上で撮影しているのを私は荷物の見張り番をしながら見守っていた。
下で見ている限り通行人が邪魔そうだ、、。大丈夫なのだろうか、、と心配していたが、
Digi-Eightの看板役者HIRO役とYUCCA役の2人が手で”まる”を作って私を安心させてくれた。
ここのシーンも無事終わり、あとは最後のセリフのシーン、、、、、を撮るはずだったのだが、
この時点で日が少し暮れてきたというとでセリフのシーンは次回の撮影でとなり、しかしこの「BeaTiFuL PL@net」
のトップシーンのタイトルカットの撮影となる。このシーンは「パソコンを草むらに置いている」という、
とてもシンプルなカット。「いい感じで撮れている」と監督からのお言葉が、、!!
今日の撮影は大成功と言ってもOKだろうと私は思う。
そして今日の撮影はここまでとなる。
また機材を車に積み嶋崎宅へと帰り、先週の撮影分と今回の撮影分のラッシュを観た。
とてもいい感じで撮れている。画もきれいだし、演技もOK!!文句なし!!
今日はさすがにDigi-Eightはタフな人が多い中疲れきっている様子。
次回の打ち合わせをし、メンバーは重いからだを持ち上げて帰る準備をする。
そしてお疲れ様でしたとの声でMENBERは帰路に着くのでありました。

今週の撮影メンバー
監督:Shimazaki
カメラ:Sugitani
出演者:Mizushima・Nakamura・Hiratsuka
その他:Uchiyama・Shiinoki・Watanabe//////////以上///////////



mina - 99/10/09 01:48:58
電子メールアドレス:mina@dynalink.co.jp

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1999年10月2日(土)晴れ

「BeaTiFuL PL@net」

「YUCCA(ヒロイン)のメールチェック」の撮影

今回の撮影はヒロイン役の中村氏の部屋での撮影。
午後3時半嶋崎宅へと私は足を運ぶ。
嶋崎氏・ウチヤマ氏と3人で中村氏宅へと向かう。
そして、中村宅へ到着したのが4時30分すぎ、
Digi-Eightメンバーが続々と中村氏宅へ到着する。
しかし、撮影は夜の設定。外はまだ明るい。カーテンを閉めても
まだ薄明るく光が部屋に差し込む。
これでは夜ではないことがわかってしまうため、外が暗くなるまで待つこととなる。
撮影開始までに監督は照明の準備に取りかかっている。
電球の回りに取り付けていたかさ、かさに取り付けていた白い紙のようなもの
私は全くそれらの名称すら知らない。
あの電球は何Wのものを使っていたのだろうかと今更ながら思っている。
あれらは一体どういう役目で、なぜ付けなければいけないのか少し疑問である。
本来は監督の仕事ではないのだが、なにせ少人数の為いろいろやらなければ
いけない。監督・・・申し訳ないです。
部屋の電気を暗くして照明で部屋を明るくし、モニターで確認する。
その時の部屋の温度はちょうど良くいい感じで映し出されている。
この明るさでOKという監督の「いい声」が聞こえる。
外が暗くなりその時の時刻はもう夜の7時。それから撮影は始まった。
部屋の電気は落とし、照明で部屋を明るくしもう一度モニターで確認する。
がしかし、テストをした時と比べ部屋が暗く映し出されている。
テストをした時間は午後5時過ぎ、今は7時を回っている。
やはり5時頃の時点ではカーテンを閉め出来るだけ光を通さずして
テストを行ったのだが、微妙に光が入ってきていたのであった。
太陽はカーテンの隙間からではなくカーテンの色をも変えるほどの強い光で
部屋へと侵入していたのである。恐るべき太陽、、。
気を取り直しもう一度、照明の角度、光の温度を変えたりと調節をして、
再度モニターで確認する。照明というのは単に部屋を明るくすればいいという
問題ではない。顔にかかる影、ガラスなどに映る光など気にしなければならない。
あと、光温度。これはよくわからない。光温度が高ければカメラには赤く?青く?移るらしい。
ここは監督でもある嶋崎氏に教えてもらおう。
「YUCCAは布をかぶせてあるノートPCを取り出し、机の上に置く。
インターネットに接続し、メールの画面になる。メールをチェックすると主人公からのメール。」
このカットは4つにわけて行った。
まず、カメラを固定させ、中村氏がカメラにフレームインし、台の上に置いてあるPCを持ち、
机の上に置き電源を押す、、ここまでが1カット。 で次はここもカメラは固定でメールをチェックし返事を書いているシーン。PCをカチャカチャと打っている。
次は、PCのキーを叩いている手のUP。このシーンは手たれの登場!
この手たれはカメラ初登場ということもあり、かなりの緊張気味。
ただ、キーを叩いているだけで顔などは一切映らないのにもかかわらず手がふるえ気味である。
手たれ曰く、「キーを打つ手だけというのも立派な役者である。ただ打てるというだけでは映像に映ると
何の変哲もない手になってしまう。手の動き、打つキーの位置、打つ手の綺麗さをこなさなければ
汚い手に映る。」と言っていた。
本人の出来映えを聞くと「言っていることとやったことは非常にかけ離れている」と嘆いていた。
思ったように手は動かないし、ふるえているし、、、もしかしてアル中ではないのか!?と思ったくらいの
手の動きしかできなかったそうだ。あとキーを叩きながらモニターを見ていると非常に情けないくらい手が黒いのである。
それは何故かというとただ単に「ジグロ」というだけなのだが本人は相当ショックだったらしい。
ま、そんなことはどうでも良いのだが、最後はYUCCAをなめるようにしてカメラを動かす。
これは相当な技術がいりそうだ。しかし難無く無事終了となる。
その後、次回作の撮影のテストが行われた。
今日の1日はここまでとなった。
みなさんおつかれさまでした。

今週の撮影メンバー
監督:Shimazaki
カメラ:Sugitani
YUCCA:Nakamura
照明:Uchiyama
その他:Mizushima  Watanabe

以上



ひらりん - 99/10/16 03:13:19
電子メールアドレス:y.hirata@anet.ne.jp

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10月10日


10時、水島氏に行きしな拾ってもらい車にて島崎邸に到着。
私たちが到着して、少したってから、杉谷さん、中村さんが到着。
島崎さんはネットで購入した、カメラを肩にかける装置を得意げに見せていた。
しかし、それは本当にすごく使い勝手のよいものだった。逆L字型でグリップの
所には録画、色等の操作ボタンがついている。
今日、その装置は大活躍だった。
ウチヤマさんも揃い、移動となった。

10時半ごろ、車2台、自転車2台にて地下鉄森之宮駅周辺に集合した。
自転車も車に負けず劣らず早いのでビックリした。それはおいといて。
今日の1シーン目は先日鶴見緑地公園で撮ったもの(ヒロインが自転車で走るシーン)の撮りなおしらしい。
自転車2台で平走しながらとる。
気温が徐々に上がり,ヒロイン、カメラさん達は大変そうだった。
後でラッシュを見た限りでは、すごくスムーズに撮れていたと思う。
ヒロインに焦点を合わせ、やはりカメラを例の装置で肩に乗せているだけなので、 自転車の振動が伝わるらしく、少し左右上下にゆれてはいるが、
背景がスムーズに流れ、軽快に走っているように見えた。

次は反対側の歩道にて撮影。
ヒロインが自転車に乗って、通りすぎる。
距離を置いた位置から撮り始め、だんだん近づいてきて、カメラの前を通りすぎるシーンだ。
これも何度かとる。ヒロインが一生懸命走ってくる。
ヒロインの自転車の速さとカメラの追う早さを一致させるのが難しそう。
最後のテイク辺りから画面枠にヒロインがぶつからずスムーズに撮れた。
カメラさんの技に拍手。

そのあと、城北公園に場所移動。
手早くお昼をすませ、淀川の土手周辺にてラストシーンの撮影。
土手周辺で何度も場所を変えて撮影している様子。(私は荷物番。)
またまた、後でラッシュを見たところ夕日がすごくよく撮れていた。
主人公とヒロインが川岸の土手にたたずんでいるラストシーン。
夕日は赤という印象があったのだが、その絵は全体的に黄・オレンジの
グラデーションがかかり、人物や、通行人の黒いシルエットと遠くに見えている建物
達のコントラストが実にきれい。
あまりに良い絵がとれたので、いつもニコニコ顔の監督の顔がさらにニコニコ。
この撮影時に、監督はうれしさのあまり壊れていたらしい。見れなくて残念...。
今日でヒロインの中村さんが撮影終了。本当に本当にお疲れ様でした。
残るは編集・声入れ、音入れのみとなった。
監督さんは今まで撮った絵たちをどうゆう風につなげていくのか、
あの絵たちはどんな作品になるのか...。とても楽しみだ!!


製作日記筆記者:平田



mina - 99/10/18 01:40:08
電子メールアドレス:mina@dynalink.co.jp

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10月17日(日)天候:晴れ

クランクアップバンザーイ!\(^O^)/オメデトウ!

本日「BeauTiFuL PL@net」撮影最終日となる。
最終日だけあって監督も少し浮かれ気味であるが 天候がやはり気になるところだ。
今日の撮影集合時間は午後1時。ぞくぞくとメンバーは嶋崎宅へと集まる。
制作日記担当者の私は少し遅れての参加。
私が到着したときには少し撮影が始まっていた。
今日は撮影見学で2人の学生さんが来ていた。私は今日は撮影ではなく
アフレコを入れるとばかり思っていたのだが撮影を行うと聞いてほっとした。
撮影の内容に入りたいのだが私が遅れて行ったばかりに嶋崎宅での撮影は見ることが出来なかった。
なので嶋崎宅での撮影の様子は監督の嶋崎氏にコメントを。、、スミマセン、、。
10月半ばだけあって外は肌寒い。風邪をひかなければ良いがメンバーの体調も気になるところだ。
メンバー全員の体調が優れないと一心同体の様な動きが出来ない。
冬場の撮影では特に体調面で何らかの障害が出てくるだろう。気を付けたいところだ。
午後2時嶋崎宅から少し離れた場所での撮影となる。
「ハンドルHIROがスーツ姿で外を歩くシーン」
カメラは固定でHIROが少し離れたところからカメラに向かって歩きフレームアウトしていく
という撮影的には簡単なシーン。
外での撮影は出来ることならば同じ時間・同じ雲行きで取りたいものだがそうも行かない。
画の明るさが違うだけでカットが繋がらない。
今回作では非常に重要となり、監督が一番気にしているところでもあるが今日の撮影では OKである。
ハンドルHIRO(水嶋氏)のスーツ姿がいい味である。普段の撮影ではTシャツにジーンズ姿が定着である
水嶋氏だが「孫にも衣装」と失礼なことは言わないがスーツ姿が似合っている。
次は場所を変えて望遠レンズを使ったカット。
カメラとは反対側つまり道路を挟んでの撮影。ここもハンドルHIROが歩くシーン。
この望遠レンズはどんなものを使用し、またその望遠レンズを使う事によってどんな
効果があるのだろう。全くのカメラ知らずの私には説明不可能であるので監督の嶋崎氏
ご説明よろしくお願いいたします。
このシーンの撮影前通りすがりのおばちゃん2人に「何しているの?」と訪ねられるメンバーであったが、
笑いながらも「撮影です」と素で答えていた。後ろで見ていてとても面白い光景であった。
こういうのも撮影を行っている時の面白いところでもある。やはり人目に付くので通りすがりの人達の
反応も見逃せないところである。
このシーンはハンドルHIROが歩いているところをカメラは追って写す。take2でOKが出た。
次はカメラ側でのハンドルHIROが歩いているシーン。
このシーンでは今日見学に来てくれた2人にカメラをまわしてもらうこととなった。
肩乗せアダブタ付きVXでの撮影。この肩乗せとはどんなものなのだろうか。
前回の監督嶋崎氏の制作日記では<<手元のグリップでの操作も非常に使いやすい>>とあるが
どんな装置が装着されてあるのだろうか。前回の制作日記を読んでどんなものだろうと感じた人も
いたのではないだろうか、、。またまた監督嶋崎氏にお答えを頂くことにする。
今日初めての参加で非常に緊張している様に見えた2人だがすんなりと無事終了となる。
これはラッシュが楽しみである。
いったんここで嶋崎宅へと向かう。残すはラストのワンシーン。
メンバーは車へと乗り込み城北公園へと向かう。
撮影場所へと到着し、少し陽が傾くのを待つ。
その間カメラのセッティング、役者への指示が行われ撮影が始まる。
まずヒロインのYUCCAのカット。空を見上げるという簡単なシーンだが、2カットの撮りとなる。
次はハンドルHIROも空を見上げるカット。難無く無事終了となる。
これで「BeauTiFuL PL@net」クランクアップとなった。
監督の「みなさん、お疲れ様でした!」という一声で拍手が飛び交う。
メンバーそれぞれも「お疲れ様でした!」と喜びの声が行き交う。
やはりクランクアップのみんなの喜びの顔・「お疲れ様でした」という一声。
一生懸命に撮った「かい」があったなぁとしみじみと感じさせられる。
それからはいつもの通りラッシュを見て、、、、いつものお楽しみが始まるのであった、、、。
もちまして「BeauTiFuL PL@net」撮影の制作日記は終了とさせて頂きます。
お疲れ様でした。制作日記担当渡辺でした。
PS:・・・・まだアフレコが残っているが・・・・・。

今週の撮影メンバー
監督:Shimazaki
カメラ:Sugitani・Mizumoto・Sakai
出演:Mizushima・Nakamura
その他:Uchiyama・Kaname・Hirata・Watanabe
Special Guest:Tada

クランクアップバンザーイ!\(^O^)/



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